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実録・恐怖体験物語?


by yahey72

O/Hに至るきっかけ&経緯

 いきなり自走不能になることはないものの、21世紀になってからなにかしら(↓)のイベントが時折見られるようになり、“オーバーホール”の文字が眼前にちらつき始めたのです...。

・3速で登坂能力に乏しい
 ドリブンにCB77用30T(STDはCB72:32T/CBM72:34T)を選択しているせいも多分にあると思われますが、箱根ターンパイクなどをはじめとする10%勾配クラスの急坂だと3速ではそのスピードが維持できず、2速で登ること数知れず。4サイクル2気筒250ccの180度クランクだとそんなもんという話もありますが、も少しなんとかならんもんかと思うのでございます。

・メインシャフト先端オイルシール脱落によるクラッチリフタースレッドへの強力オイルジェット
 主に冷間始動時/火が入った直後に多発。ケース内オイル通路のどこかが詰まり、ケース内圧が想定より高くなったおかげで逃げ場を求めて...と想像できたが、その“どこか”はわからず。
 とりあえず「ホントにこんなコトやっていいんだろうか」と思いつつ、その場しのぎの対処療法としてオイルシールとクラッチリフタースレッドの間にワッシャ3枚を重ねて挿入 → 漏れなくはなる(けど不安)

・4速→3速へのシフトダウンがシブい(できない)
 中速以上で発生。回転がそれ以下に落ちればダウンはできるものの、なんかキケン。

・クランクシールからのオイル漏れ
 ダイナモカバーを開けるとドライなハズなのにオイリーなウェットぐわい。出てくるとすればそこしか考えられず、オイル付着によるダイナモコイルショート→断線死亡という事態も起きた。

・4速で(とくに)スピードが伸びなくなった
 最後は3速でも感じられたが平地ですら高速道路の制限速度へ達するのに一苦労。

・そんなこんなで乗っててワクワクするけどワクワクしきれない
 気持ちよさが半減なのです。

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 でも、やっぱり“オーバーホールしたい!”って思い続けてたのは、乗り始めた頃のワタシのナナニイが調子が良かった時って、“ワタシも”調子よかったような気がするのです。で、ナナニイの調子を取り戻せればワタシも調子を取り戻せそうな気がする...そんな気がするだけです。

 ナナニイの調子が取り戻せてもワタシの調子が取り戻せなかったら? ゼロのままじゃないワケですし、ソレはソレで人は人、自分は自分なのでございますよよよ。

 まぁ、個人的事情はさておき、“自分のエンジンを自分でオーバーホールする”ことへの後押しとなったのはナナニイを乗り続けて来た諸先輩方やネットを始めて知り合えた数多くのみなさま、とくに平成大阪マッハIIIクラブ進行性W病をはじめとするカワサキ系HPなどのみなさまによる、“自分のエンジンを自分の手と言葉で語る”ことの楽しそうな様を拝見させていただき、「オレもこんなこと書きてぇ&なりてぇ...」と思うようになったコトでございます。

 これから大変お世話になる指南役A(エース)様をはじめとして、これまでお世話になった&これからお世話になる数多くのみなさまに深く御礼申し上げます(平伏)。
by yahey72 | 2008-04-02 00:47 | プロローグ